発想力を鍛えるためには。

先日、ビレッジヴァンガード株主優待で購入した

発想力を鍛える33の思考実験」を読んでみた。

 

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発想力は意外と日本人は苦手であると思う。

発想力とは考える力で、学校とかではあまり養っているものでないと思う。

外部研修などや会社の研修などでも「発想力強化研修」とか受けたことがあるが、

 

大体ほかの受講者も同じような考え、発想で個性的な考え、発想はあまり出ないように感じる。

 

日本では「覚える」や「あらかじめ正解が決まっているもの」などテストなどの客観性のあるものは得意であると思うが、「発想力」については弱いと思う。それが日本的な教育の根本なのだと思う。

 

だが、仕事をしていくうえで日本的な教育が社会で役に立ったと思うことはあまりないように感じる。その一方で、会社で求められるのは儲けられるアイデアがあるかという「発想力」こそ重要であると思うし、考える力なければ会社は発展しない。

 

考えることはとてもめんどくさいし疲れるが、会社を発展させていくうえでは、とても大事な力であると思う。

そのためには、いつも「考える」ことが大事であると思う。

 

本書は33の実験を通して、日々我々が生活している中での物事の見方を変えてくれる。その意味で今後の生活や価値観に少しでも影響を与えてくれると思う。

 

たとえば、「いまだ解読されていない古代の書物に書かれている文字を言語といっていいのか」という事例に対し、古代の書物が書かれた時代は共通の言語として認識されていたが、だれも読めなくなった時点で言語としての役割を果たせなくなったため、言語ではなくなったと考えるとしている。「言語は共通のルール、認識があってこその言語」という意味ではそのとおりであると感じる。

その一方で、言語の一種であることは確かであるが、壊れて機能を果たさない機械のように、読めなくても、役割を果たしてないが言語であるという考え方もある。

 

このように、一つの事柄でも様々な考え方ができる。そして正解はないと思う。

これまで、我々は正解は必ずあるとでもいうような、教育であったようにも思われる。そして正解でなかった場合は、異端的、排除される様な気運であったようにも感じる。

 

だが、それでは新しい発想は生まれないし、考える力は養うことはできない。

 

本書を読むことで、普段の常識的に物事をとらえていることを逆の視点から見ることもできるし、今後の発想力強化のヒントになると思う。

 

発想力に必要なことは、とにかくいろんな視点でいろいろ考えて仮説・もしくは発想を出してみることだと思う。それが世間に否定されることは恐れる必要はない。正解は一つではないし、正解があるとも限らないのだから。とにかくいろんな考えが多ければ多いほど、選択肢、可能性が増えそれぞれをつなぎ合わせることで新たな価値、考えが生まれるようにも思う。

 

発想力を鍛えるためにはたくさん考え、失敗を恐れずたくさんの視点から物事を見て

正解かわからない正解を出すことであると思う。

 

ということで、本書が気になった方は無料で譲りますので読みたい方はご連絡ください。送料だけ負担いただければ郵送します!笑