10万近い株式の教材を購入して売買を行ってみた。

 

過去にいろいろ資産運用をやってきたがその中の一つで株式取引がある。

 

2010年に初めて「伊藤忠商事」の株を購入してその後アベノミクス景気に後押しされて3~4割上昇した。

 

その頃、ネットを見てたら、こんな広告が、

 

株式投資で月々300万円ほど安定的に稼げるというもの。

ちなみにこの広告は現在の広告だが、私が見た2012年は監修者は「杉山哲也氏」

じゃなく、「青木愛弥」さんだった。その時の名残かいまだにmana-kabu.comとなっている。

 

話は戻って、今でこそ教材は39,800円だが、当時は80,000円くらいだった。

 

「80,000円でもそれ以上のリターンが得られるのであれば、安いかいものだ」と考え購入した。

 

購入した教材は、PDFで162ページに及ぶもの。

内容はとても面白く、内容も凄くわかりやすい!

 

内容を簡単に言うと、チャートのろうそく線や、移動平均線など過去二か月の株価の流れを読んで売買を行う。

 

・75日移動平均線
・25日移動平均線
・5日移動平均線

を活用して売買を行うっていうもの。

 

特に重要なのが、75日平均線で日足が75日移動平均線

上に抜けたら買い!

下に抜けたら売り!

という原則。

厳密には25日平均線5日平均線も活用して売買を進めていく。買に当たっては、信用取引で利益を最大限にするもの。

 

また、損失を出さないためにロスカットのルールも記載されているが、75日平均線より価格が下になって損失が出たら売却するというもの。

 

実際にはもっと詳細にルールが述べられており、とても分かりやすかったが自分のものにするために、何度も繰り返し熟読して2カ月ほどでいよいよ、実践!

 

 

 

したのだったが、なかなか教科書に書いてある、条件にあてはまる株式を見つけるのって難しい。

 

そもそも「75日移動平均線上昇基調になるタイミング」を上に抜けたら買いって言ってるけど、75日の移動平均線が上昇基調になるタイミングってホントわからない。一応教科書に例題問題もあるのだが、いざ実践すると全く同じ条件での取引になるはずもないわけで、2~3月取引を行ってみたが、結果約50万の損失となってしまった。

 

 

 

教科書通りの売買を心懸けたものの、教科書の条件にあてはまる株価を見つけるのは困難であるということが分かった。

 

やはり、教材が悪いってことではないですが、自分で100%理解した上での投資でなければ投資ではなく投機となってしまうってこと。

 

これを教訓に100%自分で理解し納得することが投資では不可欠であることを学んだ。

苦い思い出2012年夏。。